2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

風通し

たとえば なんだか最近 やけに上手くいかないなあと思ったら 無理やりでいいから 人生に意味付けしてみると どこかすっと 風通しが良くなる。 青い風が通る場所 その人生の一コマが 何を告げよう 何を教えようとしているのか じっくりじっくり ほろ苦いコー…

海と石けん。

アラスカの冬の 厳しく 暗い寒さを 足元でひたひたと感じながら 食器を洗う手のひらと ちゃんちゃんこに隠れた 心があるらしいどこかの底は なんだか 暖かかった。 世界の果ての海辺。 「幸せって何」 私が一生かけて探し続けたい そんな問いを 不意に お世…

ビスケットを何度で焼くか。

ビスケットの焼き加減とか 映画の公開日とか 神様は誰かとか。 小さい木箱の中で 私たちは今日も議論する。 大荒野の小さな家 そこから 思わず逃げ出して 雪に埋もれた森を駆け抜ける。 雪の中か森の中か。 その先に 今日も明日も変わらずに ただ 山々がある…

線路。

アラスカの原野に実ったブルーベリーと たっぷりの小麦粉で焼く パンケーキ。 アラスカ生まれアラスカ育ち 何かをただまっすぐ思う人の顔。 窓越しに見て 何かを思った昨日。 しんとした感じ。 遠く遠くへ続く アラスカ鉄道の線路を踏んだ時 そんな気持ちも …

靴紐

短いか 長いか わからない人生の中で 時に 靴紐をしっかり 結び直さなきゃいけない時がある。 どうしようもないほど綺麗で。 4ヶ月 寝ても覚めても 事故にあっても 盗難にあっても 泣いても 怒っても笑っても 常に隣にいた姉御。 昨日だけは 目も合わせず …

靴紐

短いか 長いか わからない人生の中で 時に 靴紐をしっかり 結び直さなきゃいけない時がある。 どうしようもないほど綺麗で。 4ヶ月 寝ても覚めても 事故にあっても 盗難にあっても 泣いても 怒っても笑っても 常に隣にいた姉御。 昨日だけは 目も合わせず …

透き通った瓶のような

「あなたの周りにまだ残された 美しいものに 心を向けるのよ」 何か聴こえる。 アンネフランクの そんな言葉を ふと思い出しながら アラスカ鉄道の汽笛を 遠くに聴く。 遥か彼方で 同じ大地を踏みしめて また今日も 歩いていくカリブーを思いながら また 過…

久々夜明け。

時が 手を振って自分から去っていく。 また朝が来たんだという。 そんな なんだか切なくて だけどどうしようもない時。 そんな時 どうすればいいのだろう。 鏡を覗いた時 そこにいたはずの 無邪気であっけらかんとした 幼い自分はいないことに気づいたり。 …

占いは信じない。

いくら コインの裏が 今日は全てがうまくいくでしょう!! っていったて、 信じちゃあいけない。 うまくいくっていうのが 5ページだと思ってた論文が7ページって分かったり、 今日締め切りなのに今日の9時まで手付かずの宿題とにらめっこしてたり、 盛大に…

We were shaken but not broken.

言霊ってあるんだろうか。 昨日 「アラスカは津波か大地震でも来ない限り なくならんから 焦らんで来てよ〜」 なんて 電話していたら 今朝 TSUNAMI WARNING ってFacebookが大荒れ。 それなのにどこまでも澄んだ空だった。 アラスカ南部アンカレッジの沿岸部…